どんな患者さんも急変が起こることはある

どんな患者さんも急変が起こることはある

精神病がある患者様がイレウスで入院されました。精神病といっても暴れたり、大声を出すわけではないのですが、大部屋では心配なため詰所内で過ごしていました。

18時頃、夕の内服をしてもらおうと声をかけたところ、自分で柵を持ち起き上がり、見守り程度で内服が可能でした。私の中での検温の優先順位は低い方だと考えました。

他の患者さんの食事介助、検温、オムツ交換などを終え、消灯時間になりました。21:30から22時の間だと思います。

寝る前に検温して、睡眠薬を飲んでもらおうとふと見ると、カーテンの編み間から、点滴の本体からルートが抜けているのが見えました。暴れたのかな?困ったなと思いカーテンを開けて声をかけました。返答がありません。よく顔をみると苦しんだ顔で亡くなっていました。

急変時で対応したことは何度かありましたが、亡くなっている方をみつけたのは初めてでした。亡くなっていたとしても、基本は急変時の対応と変わりはありません。

ただそうそうあることではないので、しっかり研修を受け、イメージをつけておくこと、自分はなにができるのかを整理しておくことが必要です。

まず応援を呼ぶ

夜勤なので、私を含めて2人しかいません。しかし、たまたまその日はまだ遅番と上司がまだ残っていました。大きな声で応援を呼び、私は心臓マッサージをしました。1人は救急外来へ連絡し、医師を呼び、もう1人は家族への連絡をしました。

処置を行いましたが、戻りはしませんでした。
私の今日の勤務を振り返りました。なぜ自分の中で優先順位を低くつけたのか、なぜもっと早く検温に行かなかったのか、他にできたことはなかったのかをです。

私の中で、詰所にいるのは精神病があるから、大部屋にいれないからここにいるだけと軽傷にみていました。血液データを見ていない、入院から今日までの数日間をしっかり自分が理解できていないことに気づきました。

正直、毎日日勤ばかりでは辛いです。夜勤をしていると日中時間ができます。

そして給料もいいです。しかし、少ない人数で夜勤を行わなければいけない、人の命を預かる仕事として、日々勉強、新しいことを学ぶ、自分の弱いところは少しでもできるようになる、できることは今以上に伸ばすように努力をすることが必要です。急変時や亡くなることに慣れはないと思っています。

毎回毎回変わります。そしてその時のことを振り返り次に活かすことが大切です。同じ失敗は許されませんし、ベストを尽くすことが任務だと思って仕事をしていきたいと思います。

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